• 沖仁

マラゲーニャとグラナイーナ

最終更新: 4月12日

今回は、フラメンコギターワークショップの補習的な内容になります。

ギターを弾かない方にも興味を持ってもらえたら!


フラメンコの曲種は、リズム(コンパス)があるものとないものに分けられ、リズムがないものはリブレと呼ばれます。

リブレの曲種はファンダンゴが元になっていて、それが地方ごとに発展して新たな曲種となりました。それらは地方の名前がそのまま曲種になっているものが多くあります。


ロンダで生まれたロンデーニャ

カルタヘナで生まれたカルタヘネーラ


そしてマラガで生まれたマラゲーニャ、

グラナダで生まれたグラナイーナ


リブレの曲は、踊りはつかずギターソロやカンテソロとして演奏されます。

そのためもあって、ギターのフレーズ、歌い回し共に非常に繊細で細かい表現がされます。

ギタリストも歌い手も、高い技術を込めて演奏する、聞き応えのある演目です。


マラゲーニャ、グラナイーナの名手、名演をいくつかピックアップしてYouTubeのプレイリストに入れたので、良かったらご覧ください。(僕のも入れました。一応・・)


https://youtube.com/playlist?list=PL1DmaFCuCWJj55OU7dKgG9tDzJoVy0usW


マラガ出身のフラメンコアーティストは多くありませんが、マラゲーニャの名手といえば(僕にとっては)ランカピーノ。ランカピーノとパコ・セペーロは名コンビですが、ここではモライート・チーコの伴奏で歌っています。


グラナイーナが生まれたグラナダには、いくつものフラメンコの名門のファミリーがあります。ギターではアビチュエラ一家。(フアン・アビチュエラ、ぺぺ・アビチュエラ、最近ではフアン・アビチュエラ・ニエトなど。またKETAMAを輩出したカルモナ一家も繋がっている。個人的にはJosemi Carmona ホセミ・カルモナの最近の活動はチェックしています。)

そして歌はモレンテ一家。(エンリケ・モレンテ、エストレージャ・モレンテ、キキ・モレンテなど)

ここではエストレージャ・モレンテとフアン・アビチュエラのグラナイーナをどうぞ。


また、ギターソロではビセンテ・アミーゴのファーストアルバムから「モレンテ」。


かなり通好みな話になっていますが、この機会に踏み込んでもらえれば・・


さて、最後にワークショップのフレーズをモチーフに、僕なりに遊びつつアレンジしてみた演奏を置いておきます。


受講生の皆さんお疲れさま!








156回の閲覧3件のコメント

最新記事

すべて表示